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黒大豆みそ二次活用 コロッケも商品化 旭川農高

2020.12.11

旭川市内の旭川農業高校食品科学科微生物班は14、15日、イオン旭川西店でサンマルコ食品(株)と共同で開発した、黒大豆みそコロッケ「クロッケちゃん」の販売会を開いた。

同班は、2014年に発酵食品の普及と規格外黒大豆の付加価値を高めることを目的とした「黒大豆チーム」を結成。黒大豆「いわいくろ」を多く生産するJAあさひかわなどからの協力で、黒大豆を使ったみそのレシピを完成。2017年に地元「いとげん味噌工房」で「黒大豆味噌(みそ)」として商品化をした。

その後「もっと手軽においしく味わいたい」という班員の意見があり「黒大豆味噌」の二次活用を模索中に、学生対象の道産食材を使ったコロッケコンテストがあることを知った班員たち。総力を挙げてメニュー開発に取り組み、「クロッケちゃん」を完成させた。結果、コンテストで特別賞を受賞、販売の運びとなった。

今回の販売会では、特別賞を受賞した卒業生のレシピを改良。肉みその味をより感じられるよう、芋に肉みそを混ぜ込む手法を変えて、芋で肉みそを包み込んで揚げた。二つに切ると衣、芋、肉みその3層構造が見た目にも楽しめるようにした。

今年2月に予定していた販売会はコロナウイルスの影響で中止になってしまったが、同店の協力で再度販売の機会が訪れた。2年生の近愛菜さんは、「先輩たちが作り上げてきたものをさらに広げていきたい。黒大豆味噌のことを多くの人に知ってもらえるよう頑張りたい」と話した。

・地元食材ふんだんに 創作弁当が人気 函館大妻高

函館市の函館大妻高校の生徒が地元食材を盛り込んで作った特製弁当「大妻日和」の販売が14日、北斗市のファーマーズマーケット「あぐりへい屋」で行われた。

同校とJA新はこだての連携による食育推進事業の一環。同校食物健康科の2年生34人がJA提供の「函館育ちふっくりんこ」と地元食材をふんだんに使い、100食の弁当を早朝から調理した。弁当は試作を重ねたオリジナル品だ。主食「ブリダシと照り焼きの混ぜ込みご飯」、主菜「鶏のから揚げ」や副菜「ツナとポテトの包み揚げ」など計11品。工夫を凝らした盛りだくさんの内容で500円で販売した。

今年は新型コロナ対策で屋外に販売テントを設置し、生徒代表の2人が調理服姿で引き渡した。1時間前から配った整理券は販売前に予定数に到達した。料理長で同校の石橋れいさんは「コロナ禍でお客さんに来てもらえるのか心配したが、盛況でうれしい」と笑顔で話した。

2020/ 11/ 18(水) 日本農業新聞 朝刊 ワイド2北海道