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安全な生乳 地元消費へ「オールしべちゃ」で町おこし JAしべちゃ 

2021.02.08

釧路管内JAしべちゃが、乳製品加工施設「JAしべちゃミルクファクトリー(仮称)」の建設準備に着手した。2022年4月の操業を目指して今年5月に着工。12月までに完成させて来年3月まで試験操業する。牛乳とヨーグルトを製造し、年間約180トンの生乳を処理し、地元消費者や学校給食向けとして販売したい考えだ。

同JAでは3年ほど前から地元酪農家が生産した生乳を地域住民や子どもたちに提供したいという「オールしべちゃ」を意識した町おこしを考えていた。

工場は、同JA本所から100メートルほど離れた所有地。約3000平方メートルの敷地に、400平方メートルの工場を建設する。

牛乳は1リットル入りパックと学乳向け200ミリリットル入りのパック2種類。ヨーグルトは果汁などを加えない生乳そのままの味が生きるソフトタイプとドリンクタイプの2種類だ。将来はバターや生クリームなども視野に入れる。

同JAは、今までも地場産の生乳を使ったプライベートブランド「しべちゃ牛乳」を販売している。根室管内JA中標津に委託製造するもので学乳や地元商店などで売られている。

同JAしべちゃ営農部の岩佐克広部長は「数年前から町ぐるみで乳質HACCP(危害分析重要管理点)に取り組み、安全で安心な生乳の産地づくりを進めている。“オールしべちゃ”を冠した乳製品を早く提供したい」と意気込む。

2021/ 01/ 12(火) 日本農業新聞 朝刊 ワイド1北海道