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馬鈴しょ「スノーマーチ」の魅力を発信する絵本贈呈 留辺蘂高校

2021.03.09

オホーツク管内の留辺蘂高校3年生の4人が、JAきたみらい管内で生産されているバレイショ「スノーマーチ」の魅力を発信する絵本「Snow March??-a delicious potato-」を作成した。地元の特産品であるバレイショのおいしさを絵本で表現し、世界へ発信する試みだ。

4人は「英語を使って地域に貢献したい」と考え、バレイショ「スノーマーチ」に着目。「スノーマーチ」は、ほんのりとした甘味としっとり滑らかな食感が特徴で、バレイショ特有の土くささや癖が少ない。雪のように白い果肉で、北見地区で栽培が盛んだ。10年前から全国へ出荷が少しずつ始まっている。4人はスノーマーチの良さを地域の人だけではなく、海外の人にも魅力を発信できるよう、英語と日本語のレシピ付き絵本を作成した。

4人の研究テーマが、2月上旬に石狩市で開かれる予定だった「2020年度北海道高等学校総合学科学習成果発表会」に同校代表として選出されていた。しかし新型コロナの影響で中止になってしまい、大舞台での発表の機会を失った。そこで、同校で2日に開かれた総合学科研究発表会で紹介し、同校生徒や来賓を合わせた約90人の前で1年間取り組んだ成果を堂々と発表した。

担当した加藤智美教諭は「一人一人が積極的に役割を探し、個々での作業と協力して行う作業のめりはりを持って効率よく活動してくれ、発表会ではその成果が十分に発揮できた」と、生徒たちの成長に喜びをかみしめていた。

この研究を通じ、生徒たちは「スノーマーチというジャガイモの特徴やその多様性から新しい発見をすることができた。絵本でスノーマーチをPRできたと思うし、今後この絵本が英語や食育の授業として活用されればうれしい」と話した。

絵本は、地元の児童施設や図書館に寄付される予定だ。

総合学科では、1年間に取り組んだ調査・研究の成果を発表する機会を設け、生徒たちにプレゼンテーション能力を高めてもらう授業を行っている。3年次には課題研究を報告することで、問題解決に向けた自主的・意欲的な研究に取り組んでもらう狙いで実施している。(きたみらい)

2021/ 02/ 08(月) 日本農業新聞 朝刊 ワイド2北海道