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イチゴの付加価値を高めるジェラート商品を開発 JAあしょろ

2021.06.17

十勝管内のJAあしょろは特産品であるイチゴの高付加価値化を目指して「JAあしょろストロベリージェラート」を開発した。帯広物産協会などと連携して商品化した第4弾。15日から販売を始める。ふるさと納税の返礼品にも活用予定だ。

JAは2013年から信州大学と連携して温泉熱と地下水を活用したハウスによるイチゴ栽培に着手。16年にはJA出資型法人の「足寄ぬくもり農園」を立ち上げて本格栽培を始めた。生産体制を強化して現在15棟(内2棟は育苗用)で4品種を栽培。21年度は15、16トンの収穫を目指す。

JAは昨年から帯広物産協会とその会員企業と連携して「足寄産温泉イチゴ商品化プロジェクト」に取り組み、これまで3商品を開発した。

ジェラートもプロジェクトの一環で商品化。赤系イチゴの「信大BS8―9」で「ストロベリー・イチゴミルク」「ストロベリー・チョコチップ」など5種類を作り、白系イチゴの「天使のいちご」で「白イチゴミルク」など6種類を作った。道産牛乳や生クリームを使い、本場イタリアのジェラートの製法を用いた本格的なスイーツだ。

人と人の輪が地域に広がるようにと、イチゴのつるや葉が輪になっているデザインにするなどを工夫した。1個(90ミリリットル)の希望小売価格は赤系5種類が各432円、白系が648円。

「足寄ぬくもり農園」の農産部施設課の佐々木俊次さん(32)は「足寄町のイチゴの発信につながってうれしい」と話す。

15日からAコープあしょろとJA直売所「寄って美菜」、JR帯広駅エスタ東館「とかち物産センター」(帯広物産協会)で販売する。

JAの新津賀庸組合長は「十勝という豊富な食関連企業と連携することで、さまざまな可能性も出てくることを実感した。安定した生産と販売体制の確立に向けてこれからも頑張りたい」と話す。

2019/ 05/ 14(金) 日本農業新聞 朝刊 ワイド1北海道