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JAようてい青年部が農産物の寄贈で医療・福祉従事者を応援

2021.08.02
・福祉施設/特産アスパラを提供

【ようてい】後志管内真狩村のJAようてい青年部真狩支部は7日、札幌市内の福祉施設に特産品のアスパラガス42キロを無償で提供した。

2020年度、同青年部は医療従事者を応援するプロジェクトを立ち上げた。新型コロナウイルスの影響で、厳しい状況の医療や福祉の現場に「元気になってもらいたい」と、真狩村産の新鮮な野菜を贈る活動だ。1年間で北海道庁や札幌市内の病院、福祉施設、保育園など11カ所に農産物を郵送で贈った。

同日は、同支部の部員ら7人が同JAの倉庫でアスパラガスを1箱に3キロずつ詰めた。支部長の武田保さん(34)は「昨年に引き続き新型コロナウイルスの終息が見えない中、医療機関の人たちが頑張っているので、真狩のおいしいアスパラを届けて応援したい」と話した。

同青年部は本年度もジャガイモやニンジン、ユリ根、加工品など季節ごとの野菜の他、手軽に食べられるものを検討し、十数カ所の医療機関や福祉施設に贈る予定だ。

・倶知安厚生病院に蘭越米728キロ提供/水稲生産組合・青年部蘭越支部

【ようてい】後志管内のJAようてい水稲生産組合とJAようてい青年部蘭越支部は10日、倶知安町の倶知安厚生病院を訪れ、蘭越米「ゆめぴりか」728キロ(2キロ入り364袋)を無償提供した。

同支部は昨年度の研修や視察が新型コロナウイルス感染症の影響で軒並み中止になり、今後の取り組みや予算の見直しなど協議を重ねた。

「蘭越米を提供することで地域貢献や医療従事者の方を応援したい」(福岡圭祐支部長)と考え、同水稲生産組合に提案。水稲生産組合の大友健組合長は「医療従事者の方は身を粉にして感染リスクと闘っている。応援ができるのならぜひ協力したい」と賛同した。

手渡された同病院総務課の枝松広祐課長は「コロナの終息を願って尽力している職員にとってすごく励みになる」と感謝した。

・医療・福祉従事者を応援 農作物贈る活動拡大

【北海道・ようてい】JAようてい青年部真狩支部は、新型コロナウイルス禍の医療・福祉従事者を農作物で元気づける応援プロジェクトを進める。農産物を無償提供し、感染症リスクと日々闘っている医療・福祉従事者への感謝と応援を込めた活動だ。小さな村の支部から始まったプロジェクトは他支部にも広がり、子どもへの支援など新たな展開も見せている。

コロナ禍が広がる2020年5月、真狩支部は「感染リスクと闘っている医療、福祉従事者へ応援と感謝をしたい」という部員の思いを実現するために役員会で協議。生産者として、真狩村産の新鮮な農産物を提供する活動が始まった。

第1弾は同年6月にアスパラガス36キロを札幌市内の病院と福祉施設4カ所に郵送。反響が大きく、医療、福祉従事者から同支部に感謝の言葉が書かれた手紙が送られてきた。9月には第2弾として、スイートコーン40キロを札幌市内の福祉施設へ送った。同年10月には、「生産者としてもっと何かできないか」と話し合い、子どもと親、保育士の心と体の健康を願い、札幌市内四つの保育園にジャガイモ400キロ、ニンジン200キロを送ったのが第3弾だ。

取り組みは今年も続き、1月の第4弾は多忙な中でも手軽に食べてもらえるように「ようてい和牛カレー」と真狩の特産物ユリ根を使った菓子を用意。北海道庁と道感染対策本部指揮室に、ようてい和牛カレー200個、ユリ根の菓子400個を届けた。

真狩支部の活動は他支部にも広がった。20年9月、留寿都村の青年部留寿都支部がコロナの影響を受けた地元観光施設で働く人にジャガイモ120キロを無償提供した。

10月には、ようてい和牛カレー200個をニセコ支部がクラスターが発生した小樽市立病院の職員に、21年6月には蘭越支部がJA水稲生産組合と共同で「蘭越米」728キロを倶知安厚生病院に提供した。

真狩支部の武田保支部長は「昨年に引き続き、コロナ収束が見えない中、医療・福祉関係者は計り知れない大変な思いしていると思う。今後も真狩村のおいしい農産物を届け、医療・福祉関係の皆さんを応援していきたい」と意気込む。

2021/ 06/ 10(木) 日本農業新聞 朝刊 ワイド1北海道
2021/ 06/ 16(水) 日本農業新聞 朝刊 ワイド2北海道
2021/ 06/ 18(金) 日本農業新聞 朝刊 JA