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JAいしかりが食と農でつながるサポーターづくり優良事例表彰で最優秀賞

2021.08.12

【いしかり】JAグループ北海道の2020年度「食と農でつながるサポーターづくり優良事例表彰」で最優秀賞に選ばれた石狩管内JAいしかりの表彰式が6月30日、石狩市で行われた。JA北海道中央会の柴田倫宏専務から中村武史組合長に表彰状が贈られた。

石狩市で取れた農畜産物は以前、札幌市や首都圏の市場に出荷されていたが、「地物の新鮮な野菜を食べたい」という消費者の声を受け、数人の生産者が1996年、現在の「地物市場とれのさと」の前身になる直売所を始めた。

試行錯誤を重ねて2017年からは通年営業に変更。インターネット交流サイト(SNS)を活用した情報発信や地元農産物を使った三笠高校生の「出張高校生レストランイン石狩」の開催、ポケットマルシェへの出品支援や子ども食堂への協力などの活動を展開。

石狩振興局から災害時対応ファーマーズマーケットの第1号に認定され、防災機能を強化して炊き出し訓練などにも取り組む。

中村組合長は「農産物の販売所だけでなく、生産者と消費者の心の交流もできる拠点になるよう取り組んできた。とれのさとを拠点とした交流人口は年間20万人を超え、農業へのサポーターづくりにつながってきたと考える」と話した。

JAいしかり直売所出荷者協議会の遊佐宏文会長は「諸先輩が作り上げてきたとれのさとを生産者として盛り上げ、守り続けていきたい」とあいさつした。

12年から道内JAの特産品コーナーも設置し、JAグループ北海道の「食べる」サポーターづくりにも積極的に取り組んでいる。今後は「食べる」「利用する」サポーターだけでなく、「参加する」「行動する」サポーターづくりにも取り組んでいきたい考えだ。

2021/ 07/ 06(火) 日本農業新聞 朝刊 ワイド1北海道