
防災に向けた炊き出し訓練で「ご炊こうチャレンジ」 JA函館市亀田
2021.10.18
渡島管内のJA函館市亀田は9月上旬、JA本店駐車場で防災実地訓練を行った。
JAグループ北海道が1~6日を「防災期間」と定めていることから、事業継続計画(BCP)に基づき予測不能な災害に備えて役職員約20人が炊き出しと発電機駆動訓練など2部構成で行った。
炊き出し訓練に併せてコロナ禍で消費が落ち込んだ米の消費拡大を願い「ご炊こうチャレンジ」に参加し、ご飯とみそ汁約100人分を用意。訓練に参加していない役職員も含め全員で「ご多幸」を分け合った。
柴谷廣道組合長は「万が一に備えるではなく、今はいつ災害が起きてもおかしくない状況を想定して備えてほしい」と述べた。参加した職員は他にも防災用品保管場所の確認や、JAが今年導入した車両「プリウスPHV」の給電システムの操作確認を行い、より実効性の高い訓練を行った。
2021/ 09/ 11(土) 日本農業新聞 ワイド1北海道