
地元小学生に食農教育 JAむかわ
2021.12.14
・地場産野菜の栽培・選果学ぶ むかわ町の児童
胆振管内むかわ町の鵡川中央小学校の3年生43人が10月下旬、ホウレンソウの栽培とJAむかわのホウレンソウの共同選果場を見学した。
同町曙地区の農家、須藤正人さんの農地で収穫最中のホウレンソウやアスパラガスのハウスを見学。児童たちは、収穫時期やホウレンソウの弱点など事前に考えてきたことを須藤さんに質問した。
JAのホウレンソウの共同選果場では、生産者が出荷したホウレンソウを職員が170グラムに計量し、ラインに乗せると自動的に袋詰めされ、段ボール箱に納められる様子を見学した。
児童らは「初めて機械を見て、仕組みがすごかった」などと感想を話した。
・児童の精米体験作業支援 JAむかわ青年部
胆振管内のJAむかわ青年部の18人が11月上旬、むかわ町の鵡川中央小学校の4、5年生59人の脱穀から精米までの体験作業を支援した。
児童たちは青年部が準備した脱穀機3台ともみすり機、精米機を使い、白米になるまでの一連の作業を体験した。児童は「お米になるまでにいろんな作業をしなければならないことを知り、勉強になった」と話した。
桑原真宜青年部員は「お米をどのように作っているかを体験してもらい、食糧の大切さを知るきっかけになってほしい」と話した。
2021/11/18(木) 日本農業新聞 ワイド2北海道
2021/11/23(火) 日本農業新聞 ワイド2北海道