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ウェブで酪農授業 酪農教育ファーム推進委・ホクレン

2022.01.28

学校教諭や酪農家らでつくる「酪農教育ファーム推進委員会」とホクレンは15日、札幌市東区の北園小学校で特別授業「オンラインmilk school」を開いた。十勝管内幕別町忠類の「i―ふぁーむ岩谷牧場」の岩谷史人さんが、約60人の3年生にウェブで酪農の仕事や牧場の様子などを伝えた。

児童たちは最初に、5歳男児が生乳が消費者に届くまでの旅を通して牛乳があるありがたさを知り、苦手な牛乳が好きになるホクレンのオリジナルアニメを見た。

この後、岩谷さんが牧場内を移動しながら牛の餌や牛は誰のために乳を出しているかなどについて児童とやりとりをしながら説明。「赤ちゃんのために乳を出している」などの話を基に、教諭が児童たちに復習を行った。

岩谷さんは子牛に乳を飲ませたり、ミルカーでの搾乳の様子を見せたりした。児童からは多くの質問が出され、岩谷さんは「牛は5、6年で乳を出す役目を終え、肉になって短い一生を終えることを覚えてほしい。牛のことを思って牛乳を飲んでほしい」と呼び掛けた。

ホクレンの担当者は「酪農家が一生懸命につくり、皆に届けている牛乳を捨てることのないよう牛乳を飲んだり、チーズなどの加工品を食べてもらえたりするよう取り組んでいる」と締めくくった。

今年から始めたこの活動は同市内3小学校で行い、来年以降は道内外に広げる予定だ。

2021/12/17(金) 日本農業新聞 ワイド1北海道