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食と農でつながるニュース

牛乳消費喚起に向けた取り組み JAしべちゃ・ホクレンなど

2022.01.28

・町民に贈答券 JAしべちゃ

釧路管内JAしべちゃは、地元標茶町とJAが管轄する生乳運送業者と連携して町民全世帯に牛乳贈答券を配った。新型コロナ禍で牛乳、乳製品の消費が落ち込む中、脱脂粉乳などの在庫積み増しに危機感を募らせて企画。酪農や関連産業を守りたいと3者が共同で企画した。

贈答券は市販の牛乳パックに対応するもので1世帯当たり1000円相当分。町内に住む3641世帯(11月末)に郵送した。

加えて、同JAは地元の小中学校や標茶町立病院などに給食を提供する施設に1個450グラムのポンドバター1500個(67.5キロ)をプレゼントした。

JAを経由して運送業者4社が扱う生乳の量は年間約16万5000トン。1キロの生乳を円単位前後で集配する業者にとっても、来年度からの生産増産抑制は経営収支に直接影響することから、初めて企画に参加した。

・職員らに配布 釧路酪農ヘルパー協

釧路地区酪農ヘルパー協議会は15日の会議で、釧路管内で働く酪農ヘルパー職員と関係役員ら141人に1リットル入り牛乳パック2個を年内に配布することを決めた。

コロナ禍で乳製品などの消費が落ち込み、生乳の廃棄が懸念される中、生産現場に直接携わる職員らへの消費喚起と厳寒期に向かっての健康維持のために贈呈する。

同協議会の熊谷康浩会長(JA浜中町酪農ヘルパー組合代表)は「酪農家の現状などを考慮して共有していきたい」と語った。

・朝の一杯元気の源 ホクレン新CM

ホクレンは、ミルクランド北海道の事業の一環として、元気をつくる毎朝に牛乳を飲む習慣を提案した新しいテレビCM「モォ~ニングルーティンプロジェクト」を北海道内の民放5局の朝の時間帯限定で放送を始めた。

新型コロナウイルスの長期的な影響で牛乳や乳製品の需要が落ち込んでいる。さらに、冬季の非需要期にかけて需要の落ち込みが想定されることから、より一層の牛乳や乳製品の消費拡大を図るため、10日から放送している。

ホクレンアンバサダーの森崎博之さんを起用し、CMは「朝に牛乳」「コーヒーに牛乳」「オレンジジュースに牛乳」の3種類。時間はいずれも15秒。

北海道産の牛乳をそのまま飲んだり、その日の気分でいろいろなものと合わせて飲んだりすることを提案している。放送時間は午前5~10時。

また、北海道テレビ放送(HTB)の朝の情報番組で牛乳の飲み方を提案している。ホクレンは「改めて朝に牛乳を飲んでみてはどうでしょうか」と呼び掛けている。

2021/12/18(土) 日本農業新聞 ワイド2北海道