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いしかり漬けが人気 JAいしかり

2022.02.25

JAいしかり直売店の地物市場「とれのさと」の人気商品「いしかり漬け」は「石狩のソウルフードと言ってもいいのでは」(同直売店)というほど石狩市民に親しまれている。

もともと石狩の漁師が地元のサケと野菜で作って冬に販売していた漬物。おいしさが評判となり大人気に、生産量は今ほど多くなく品薄になり、「一時期は幻の味ともいわれていた」(同JA)ほどだ。

製造していた漁師が高齢で体力的にきつくなり、生産をやめることになった。同JAは人気の味を残したいとの思いから、作り方や味をそのまま漁師から伝授してもらい、2016年から同JAの加工場で製造し販売している。

地元産にこだわり主原料はダイコン、ニンジン、キャベツ、サケ。これに砂糖、こうじ、塩を加えて漬け込んでいる。「程よい甘味があっておいしい」と消費者から好評。

同JAが生産するようになってからは500グラム入りのパック(798円)で通年販売している。10月から11月の2カ月間は予約販売限定で2.5キロ入り(小だる)と5キロ入り(大だる)を販売しており、大だるで年間約2000個販売する。同直売店は「贈り物としても定着している」と話す。

通年で販売しているが、冬の売れ行きがいい。「コロナ禍以前には京都の料亭でも使っていた」という。特にクリスマスから年末にかけては売り上げが伸びる時期。年末の営業最終日には、朝から買い求める客が開店前から並ぶ。年越しに食べるために1人で5、6パック 買う客もいて、同直売店で用意する100パック は5分で売り切れる年もある。

同直売店の他、石狩市内の道の駅「あいろーど厚田」、北広島市のホクレン「くるるの杜(もり)」で取り扱っている。

2022/01/06(木)ワイド1北海道