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高校生に出前授業で食農教育 オホーツク農協青年部協議会

2022.06.17

北海道のオホーツク農協青年部協議会は、高校生と連携し、食農教育に力を入れている。これまで高校生と一緒に小麦やジャガイモなどを栽培してきたが、2022年はテンサイの栽培に着手。需要が低迷する砂糖など地域農業の課題を共有し、若い世代に農業や食への理解を深めてもらいたい考えだ。

5月中旬には北見市の北見藤高校で、本年度の“コラボ”第1弾として「オホーツク農業と『てん菜・砂糖』に関する出前授業」を開いた。同校2年生フロンティアコースの33人が受講した。同協議会の金一善紀会長(JAつべつ)やJAの青年部部長ら9人が講師役を務めた。

座学では石田将人副会長(JAびほろ)が講師を務め動画を使い、テンサイの移植作業などを学んだ。校庭の圃場(ほじょう)を7区分し、3品種のテンサイポット苗を移植。種子を手で直播(ちょくは)した。秋には収穫体験や生育状況を観察して同協議会の集会で発表する予定だ。

作業をした桐山彩人さん(16)は「7品種の作物がどのように成長するか楽しみにしている。収穫したテンサイから作った砂糖を食べてみたい」と笑顔で話した。

金一会長は「オホーツク地域の農業や地域経済で果たしているテンサイの役割を知ってもらい、テンサイ糖に親しみを持ってもらえたらうれしい」と期待を寄せた。

2022/05/18(水) 日本農業新聞 JA