
作った野菜どうぞ 農業PRイベントに新十津川農高初参加
2018.11.22
農業・農村ふれあい実行委員会は13日、農業や農村の役割をPRするイベントを札幌市で開いた。農業や農村の役割を理解してもらおうと開いており、今年で9回目。農産物の販売や加工品づくり、トラクターの試乗などが行われ、家族連れら来場者でにぎわった。空知管内新十津川町の新十津川農業高校が初めて参加。生徒が特産品をPRした。
初出展の同校からは、生徒7人が駆け付け、実習で育てたホウレンソウやレタスの他、クッキーなどの加工品を販売した。同校2年生の近藤愛美さん(17)は「野菜など全てお勧め。頑張って売りたい」とした。保木本敬一教諭は「イベントへの参加を通じ、生徒に食の大切さを学んでほしい」と期待を寄せていた。
同町観光協会や徳富ほおずきの会も初めて参加し、特産品の食用ホオズキの試食を振る舞った。その他、脱穀や精米の体験、米の食べ比べ、てん菜の重さ当てなどもあり多くの人が挑戦し、楽しんでいた。
掲載日:2018/10/15(月) 日本農業新聞 掲載面:ワイド1北海道