自己紹介をお願いします
小田さん
新ひだか町出身。現在は旅行会社に勤務し、支店長として現場を統括しています。パラレルノーカーのきっかけは、新型コロナウイルスの影響で休業を余儀なくされたことからです。農作業支援の一環で、6月から支店内の社員とともに月に数回農業に従事し、畑山農園には8月から2カ月間お世話になりました。
農家を体験して
良かったことは何ですか?
小田さん
収穫体験ツアーを企画・販売する立場から、収穫現場で本気になって働いたことで、生産者の皆さんの大変さや苦労を、身をもって体験することができました。農業が自分ごととして感じられるようになり、今後の営業活動にも役立てていけそうです。また、体が自然に引き締まり、10キロほど減量できたのも大きな収穫でした。
農家を体験して
大変だったことは何ですか?
小田さん
8月のビニールハウスは、蒸し風呂状態。暑くて大変でした。さらに、腰を屈めながらの収穫作業は、体力的にもキツく、筋肉痛との戦いでした。生産者さんにとって、作物は大切な商品です。だからこそ、収穫のタイミングの見極めや、デリケートな作物の取り扱いにも想像以上に気を使いました。
これから農業を体験したい人へ
アドバイスをお願いします
小田さん
パートタイムや研修生など多様な働き方があり、未経験者でも受け入れている農園はたくさんあります。しかしながらどんな立場であっても、作物を取り扱うからには、生産者さんと同じくらい真剣さが必要だと感じます。生き方や働き方の一つである農業をビジネスの視点で経験してみることは、どんな仕事にも生きてくるはずです。