01春に向けて準備を
しましょう!
春に野菜を作付けする場所を
確認しましょう
まず、家の庭で栽培するか、市民農園を借りるかを確認しましょう。
市民農園の一区画の広さは15坪(50m2)くらいが一般的です。早いうちに地元のJAや市役所などで相談してみましょう。家の庭で栽培する場合は、日当たりが良く(特に午前中に日当たりが良い場所)、水はけや風通しの良い場所を選ぶことが大切です。

作付計画(設計図)を
作成しましょう
作付場所が決まりましたら、決められた面積の中で、色々な野菜づくりを楽しむためには、次のことに注意して作付設計を作成しましょう。
栽培したい野菜の植え付け本数や
収量などをある程度決めましょう!
主な野菜の1㎡あたりの植付け本数と収量の目安(単位:本、kg)
| 種類 | 本数 | 収量 | 種類 | 本数 | 収量 |
|---|---|---|---|---|---|
| トマト | 3 | 8 | ダイコン | 5 | 5 |
| キュウリ | 1〜2 | 8 | スイートコーン | 4 | 1.2 |
| ナス | 2〜3 | 4 | エダマメ | 8 | 1 |
| ピーマン | 2〜3 | 5 | インゲン | 5〜6 | 1.5 |
| スイカ | 0.3 | 4 | ホウレンソウ | 80〜100 | 2 |
| ハクサイ | 3 | 6 | ジャガイモ | 5 | 3 |
栽培したい野菜の適正な条間と
株間を理解しましょう!
主な野菜の条間と株間(単位:cm)
| 種類 | 条間 | 株間 | 種類 | 条間 | 株間 |
|---|---|---|---|---|---|
| トマト | 60 | 40 | ダイコン | 50 | 25 |
| キュウリ | 60 | 50 | スイートコーン | 75 | 30 |
| ナス | 60 | 50 | エダマメ | 60 | 25 |
| ピーマン | 90 | 50 | インゲン | 60 | 30 |
| スイカ | 300 | 80〜100 | ホウレンソウ | 20 | 5 |
| ハクサイ | 60 | 50 | ジャガイモ | 75 | 30 |
連作を避けましょう!
今まで野菜を作付していた畑で作付する場合は、同じ場所に同じ野菜を作付する(連作)と病害虫などで生育が悪くなります。連作は同じ野菜だけでなく、同じ仲間(科)の野菜でもよくありませんので注意しましょう。狭い場所だと難しい事ですが、栽培する種類ごとに菜園を区割して、なるべく連作を避けましょう。
休む期間の目安
| 期間 | 種類 |
|---|---|
| 適作に比較的強い野菜 | タマネギ、カボチャ、ズッキーニ、ニラ など |
| 1〜2年休む野菜 | ダイコン、ニンジン、カブ、ホウレンソウ、インゲン など |
| 3〜4年休む野菜 | トマト、ナス、ピーマン、メロン、ハクサイ、レタス、キュウリ など |
| 4年以上休む野菜 | サヤエンドウ、スイカ、ゴボウ、ユリ根 など |
同じ仲間の野菜
| 科 | 種類 |
|---|---|
| ナス科 | ジャガイモ、トマト、ミニトマト、ナス、ピーマン、シシトウ、ナンバン など |
| ウリ科 | キュウリ、カボチャ、ズッキーニ、メロン、スイカ など |
| アブラナ科 | ダイコン、カブ、キャベツ、ハクサイ、コマツナ、タイ菜、チンゲン菜、ブロッコリー、カリフラワー など |
| キク科 | レタス、春菊、ゴボウ など |
| セリ科 | ニンジン、セロリ、ミツバ、パセリ など |
| マメ科 | サヤインゲン、サヤエンドウ、枝豆、ソラ豆 など |
| ヒユ科(アカザ科) | ホウレンソウ |
南側に背の低い野菜、
北側に背の高い野菜が基本です!
日当たりを好む作物、あまり好まない作物、背の高い作物、アスパラガスのように作付した後、何年も収穫できる作物別に日当たりの良い南側から北側へと作付設計をしましょう。
【作付設計の例】
通路はなるべく広く(60~70㎝)設計すると、管理もしやすく、作付うね幅等の調整がしやすくなります。

日当たりによる野菜の生育分類
| 日当たり良いところを好む | トマト・ピーマン・なす・ししとう・とうがらし・すいか・メロン・きゅうり・かぼちゃ・ごぼう・ながいも・にんじん・だいこん・はくさい・キャベツ・ブロッコリー・カリフラワー・さやえんどう・さやいんげん・えだまめ・スイートコーン・たまねぎ・いちご |
|---|---|
| 日当たりが悪くても耐える | ねぎ・ほうれんそう・にら・しゅんぎく・レタス・サラダ菜・こまつな・アスパラガス・パセリ・セルリー・じゃがいも |
| 日当たりの弱いところを好む | みつば・せり・ふき・きのこ類 |
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