04主要野菜の具体的な栽培管理(札幌市農政部資料より)
トマト・ミニトマト(ナス科)
栽培のこよみ※北海道の場合
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | トマト |
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定置収穫
畑の準備・施肥
苦土石灰1㎡当たり150〜200gを全面に散布します。
窒素 | リン酸 | カリ | 10g | 20g | 40g |
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うねたて
通路の土をうねの上に盛り上げます。
定植
5月下旬〜6月上旬が定植の適期ですが、苗としての定植適期は第一花房の第一花が咲いた頃です。
花房は同じ向きに付くので通路側に向けて植えると、その後の管理がしやすくなります。
支柱立て・わき芽かき・追肥
トマトは果実がなると重くなるので支柱は合掌型がよいでしょう。
支柱には8の字にしばります。
追肥・摘芯
窒素 | リン酸 | カリ | 4g | - | 4g |
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化学肥料(8-8-8)50g
各果房の2〜3果目が10円玉程度の時期に行います。草勢が強い(茎が太く上の葉がカールしている)場合は、追肥を控えます。
追肥・水かけ
標準は第6花房の下で摘み取りますが、生育により差があります。8月上旬の開花花房を最終花房としてその上の2〜3葉を残して摘芯するのがよいでしょう。
収穫
実が赤くなったものから収穫します。
尻ぐされ果や灰色かびのついたものは早めに取り除きます。
ワンポイント・アドバイス
- 苗の選び方
- 花が1〜2個開花している
- 茎葉タバコの太さで、節間の短く、花芽のしっかりついたもの
- 下葉が緑色(黄変していない)なもの
- 病気や害虫がついていない
- トマトトーンの利用
特に大玉のトマトは春先の低温時期は着果が悪いので着果促進剤のトマトトーンの効果が大きい。ただし、同じ花房に2度処理しないよう注意しましょう。(奇形果の原因) - 果実の先(下部)が黒く腐る(尻腐れ果)要因要因としては、①土壌中の石灰分不足、②高温乾燥、③肥料が多すぎた場合などが考えられます。対策としては植え付け前の石灰施用、土壌水分の保持、適正施肥料、生育期のカルシウム液剤の散布などが考えられます。
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