09体験!土とふれあう
家庭菜園ダイアリー
第2回
こんな苗を植えてみました!
前回とは約4週間ほど日にちがあいた5月30日(日)、今にも雨が降り出しそうなくもり空の下、札幌市農業体験交流施設サッポロさとらんど(札幌市東区丘珠町)の市民農園に、今回も藤本亜希子さんと息子さんの意生(おきなり)くんに登場していただきました。
最初に取りかかったのは、先に種を植えておいた枝豆の芽が出てきているので、鳥に豆を食べられないように掛けておいた不識布を、石や土をどかして外しました。
特に種まき直後はカラスやハトに食べられてしまうことがあるので、不識布を掛けておくことが多いようです。外してみるとこのようにかわいい芽が出ていました。
この日持ってきたのは3種類の苗で、最初に意生くんが植えたのは「ゼラニウムローズ」。ハーブゼラニウムの代表的な品種で、バラのような香りがして小さなピンク色の花を咲かせます。葉や花は、お茶や料理などの香り付けに利用できます。
次に植えた苗は「コーラプランツ」。葉をなでるとコーラのような香りがふんわりと広がります。ハーブティーにするとおいしいといわれています。どちらも風避けのためにカバーをつけました。そして最後に植えた苗は「オイスターリーフ」で、食べるとオイスターのような香りと味がするそうで、フランス料理などにも使われるようです。
以前植えたキュウリにも肥料をやり、今日は最後に雑草取りをしてからカーネーションの種をまきました。「カーネーションの種があまりにも小さいので、ちゃんと芽が出るか心配です」と意生くん。ちなみにキュウリをピンク色のシートで囲んでいるのは、ピンク農法という光合成促進最新技術を利用したエコ農法の一つで、ピンク色のネットやシートを使って太陽光を植物の光合成に必要な光エネルギーに変換、増幅するのだそうです。
雨が降る前に予定していた家庭菜園を終えることができて、ひと安心。「前回植えたアピオスが思ったより成長していないので、ちょっと気になります」と亜希子さん。今回植えた3つの苗とアピオスが次回どのくらい成長しているかが楽しみと、亜希子さん・意生くんが楽しそうに語ってくれました。
※サッポロさとらんど宛のメールが立ち上がりますので、お問い合わせ内容を明記の上、ご送信ください。