09体験!土とふれあう
家庭菜園ダイアリー
第3回
収穫は家庭菜園の醍醐味です!
夏も真っ盛りの7月22日(祝)、全国的に猛暑が続く中、札幌市農業体験交流施設サッポロさとらんど(札幌市東区丘珠町)の市民農園に、藤本範男さん亜希子さんご夫妻と息子さんの意生(おきなり)くんに登場していただきました。
今夏はすでに何度か収穫しているという、前回肥料をまいたキュウリにまずは注目。すっかり食べごろの大きさに育っていました。
ハート型、星型のワクに挟めて育てられたキュウリが、見事にその型通りになっているのを意生くんがその場で切って見せてくれました。「自分で育てたキュウリがきれいに型通り大きくなってくれたのもうれしいし、それを自分で食べたり、プレゼントして喜ばれるのも楽しいです」と笑顔の意生くん。
次に収穫したのは濃厚な甘さで人気がある比較的小ぶりのジャガイモ・インカのめざめです。意生くんが地面から引き抜くと、少し小さめのインカのめざめが根にびっしり。切らずに食べられそうなサイズです。
意外に苦労したのはサラダごぼうの収穫です。3人がかりでサラダごぼうに傷つけないように少し硬めの土を掘り、途中でサラダごぼうが切れてしまわないように引き抜きました。
根の直径が1〜2cmくらいに育つと収穫できるサラダごぼうは、やわらかくて美味しく家庭でも人気があるそうです。
前回植えたオイスターリーフ、コーラプランツ、ローズゼラニウムも少し大きくなっていました。亜希子さんからすすめられてオイスターリーフの葉を食べさせていただいた取材班。想像以上に牡蠣と同じ味と香りがするのに驚きました。
今回は集中的に雑草処理係をつとめた範男さん。バケツにいっぱいの雑草を集め、「これで少しは写真映えするようになったでしょう」と笑顔も汗でいっぱいです。亜希子さんは「インカのめざめはレンジで加熱してすぐ食べられるし、キュウリは娘の弁当に入れると映えるし、ローズゼラニウムは乾燥後ポプリにしてタンスに入れるといい香りがします。楽しみいっぱいですね」と笑顔で語ってくれました。
※サッポロさとらんど宛のメールが立ち上がりますので、お問い合わせ内容を明記の上、ご送信ください。