第30回JA北海道大会
令和3年11月16日、札幌市で「第30回JA北海道大会」を開催しました。
この大会は、「改革プラン」の策定以降、取り組んできた不断の自己改革を更なる高みに到達させるべく、今後3年間の展望やJA経営を取り巻く事業環境をふまえ、JAグループ北海道が一丸となって実践するべき事項に焦点を絞って議案を設定し、大会決議を通じて関係者の意識・目線を統一する大会と位置付けて開催しております。
今回の大会では、対話を通じて社会・経済環境の変化をJA運営に取り込み、JA運営の好循環を実現させていくことで、将来ビジョン「北海道550万人と共に創る『力強い農業』と『豊かな魅力ある地域社会』」を達成するとともに、不断の自己改革を継続していくことを決議しました。
また、記念講演では、「2030年、2050年の地球とその中での北海道農業の姿 ― JAグループ北海道への期待 ―」と題して、株式会社農林中金総合研究所 理事長 皆川芳嗣氏にご講演をいただきました。
大会決議事項
議案第1号【基本目標1】
「JA運営の好循環」に向けて対話の成果を実践
~加速する社会・経済環境の変化への適応~
議案第2号【基本目標2】
「JA運営の好循環」を支える人づくり・JA経営の強化
大会動画については、YouTubeの「JA北海道中央会」チャンネルにてご覧頂けます。
対話の着眼点(参考資料)
「対話の着眼点(参考資料)」は、基本目標1の実践にあたり、組合員とJA役職員との間で対話を通じて共有または検討するべき事項をピックアップしております。背景や社会情勢を簡潔にまとめるとともに、JAグループ北海道の課題認識や立場、考え方を整理しておりますので、必要に応じてご活用ください。
【対話の着眼点(参考資料)の活用場面(例)】
- 地域農業振興計画やJA事業計画の策定にあたり組合員と検討してみる。
- 組合員・JA役職員向けの研修会や意見交換会でテーマに掲げてみる。
- JA広報誌の素材として活用してみる。
第30回JA北海道大会実践ニュース
第30回JA北海道大会決議事項の「JA運営の好循環(スパイラルアップ)」の実現に向け、組合員と役職員との対話を通じたJAにおける新たな取り組みや運用改善を紹介します。
【JA運営の好循環(スパイラルアップ)の構成要素】
①農業所得の増大・生産基盤の確立
②地域における生活基盤の安定
③人づくり(組合員)
④人づくり(役職員)
⑤JAの健全な財務体質の確立
⑥JA収支の安定・確保
⑦北海道農業やJAに関する地域住民理解の醸成
- vol.1 JAおとふけ
「ニンジン委託生産方式の取り組み」
スパイラルアップの構成要素① - Vol.2 JAピンネ
「出向くJA&選ばれるコメづくり」
スパイラルアップの構成要素①⑥ - Vol.3 JA今金町
「今金男しゃくブランド力強化の取り組み」
スパイラルアップの構成要素① - Vol.4 JAひがしかわ
「ひがしかわアグリ2050宣言」を対話のきっかけに
スパイラルアップの構成要素①⑦ - Vol.5 JA道北なよろ
「次世代に目を向けた取り組みで組織力アップ」
スパイラルアップの構成要素③④ - Vol.6 JAようてい
「広域合併を強みに!対話を通じて産地をつくる」
スパイラルアップの構成要素③ - Vol.7 JA帯広かわにし
「丁寧な対話を通じて組織編成を実現」
スパイラルアップの構成要素②⑥⑦ - Vol.8 JAきたみらい
「女性の参画しやすい環境を整備」
スパイラルアップの構成要素③ - Vol.9 JAながぬま
「ブロッコリーの生産振興による所得向上」
スパイラルアップの構成要素① - Vol.10 JAしべちゃ
「7つのプロジェクトを通じて職員を育成 地域の農業経営強化や組合員との対話活性化にも貢献」
スパイラルアップの構成要素④