JAグループ北海道

食と農でつながるサポーター

バケツ稲づくり(北海道版)

バケツ稲 JAグループ北海道では、食育活動の一環として、道産米「ななつぼし」を使用した「バケツ稲」普及活動を実施しています。

 食育の教材として毎年、道内の小学校に配布を行っています。

バケツ稲について

バケツ稲とは……

 バケツ稲とは、バケツのなかで育てる稲のこと。JAグループがお米や農業をもっと理解してもらうために考えた稲の栽培方法。平成元年にスタートしたこの取り組みも、現在、全国で約33万人が参加するまでの規模になりました。

 バケツ稲は、バケツが田んぼのかわりになるため、学校やベランダで気軽に稲作に挑戦できます。身近なところで稲を育てられるため、太陽を浴びて水をどんどん吸収しながら稲が大きくなる様子や、お米が実る様子がよくわかります。しかも、実ったお米は収穫して食べることもできます。

 JAグループでは、はじめて稲を育てる人にも気軽にチャレンジできるように、種もみと肥料と育て方がわかるマニュアルをセットにした「バケツ稲セット」を春に配布しています。(ただし、バケツと土は自分で用意すること!)ぜひ、挑戦してみてください。

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ななつぼしについて

 北海道版のバケツ稲では、北海道の気候でも育つように、道産の「ななつぼし」を使用しています。

 「ななつぼし」は平成13年に北海道で育てるために開発された品種です。本州の品種との違いは、耐冷性が強く成長が早いので、北海道での栽培にとても適しています。背丈も大きくならないので、「コシヒカリ」などに比べて倒れにくく、育てやすいのですが、病気には少し弱いので、マニュアル・指導書をよく読んでいただき、できるだけ毎日観察してあげてください。

バケツ稲の育て方

北海道版バケツ稲づくりマニュアル

※両面印刷し、真ん中で折ると1冊のマニュアルになります。

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北海道バケツ稲づくり指導書【先生用】

※全ページを印刷して、各ページを横に山折し、1ページ目の間に他のページを挟みこむようしていただくと、1冊のマニュアルになります。

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バケツ稲づくり観察ノートバケツ稲づくり観察ノート

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時期ごとの作業

バケツ稲を育てるには、芽出しから収穫まで、時期ごとに以下のような作業が必要です。
(※以下の情報は、バケツ稲づくり「北海道版」を参考にしています)

4月下旬 芽だし
4月下旬~5月上旬 土の準備、種まき、苗の移しかえ(田植え)
5月上旬 種まき
5月中旬~下旬 苗の移しかえ
6月 分げつ、中ぼし
9月中旬~下旬 稲かり

それぞれの作業については、JAグループサイトで詳しく紹介されています。ぜひご一読ください。